誰かに見てもらうための、簡単なデザイン

LINEスタンプ「カレーなるカレー」が発売されたので気になったことなど

このたび、LINE Creators Marketにて初の自作となる「カレーなるカレー」という、カレーのちょっとシュールな?スタンプが発売されましたのでお知らせします。
そのついでに、制作や審査のこと、反省点などをまとめてみました。

69_linestamp-curry

なぜカレーなのか

最初はネコかウサギのスタンプを作ろうと思っていたのですが、ネコとウサギのスタンプはすでに沢山出ていたので、んじゃ違うものを作ろう、と思いました。
どうせなら、誰も作っていないようなもので、さりげにみんなが大好きなものを作ろう!と考えて、思いついたのがカレー。
カレーでスタンプ作るってどうするの…とか最初は思いましたが、具とか色とか変えたらバリエーション作れそうだし、面白そうだし、誰もやらなさそう、と思って制作を始めました。
制作作業自体はイラレ部のイベントにて始めました。そこで作ったものに細かな修正を加え、リリースした感じです。

申請からリリースまで約4ヶ月かかりました…その間に一度リジェクト(差し戻し)されました…。
そして、作り始めた当初は誰も作ってなかったカレースタンプ…今では何作かあるという…(;´Д`)
こんだけスタンプあったら、そりゃネタかぶってくるわな…ってとこでしょうか…。

スタンプの全容はこちらです。

LineUserStickers_cut_2

カレーなるカレー – LINE クリエイターズスタンプ

にしても、作っておいてなんですが、カレーはみんな大好きかもしれないけど、カレースタンプの需要ってニッチすぎますよね…。

制作について

制作はIllustrator CC 2014にて。2日ほどかかりました。
単純な形なので、詰めたら1日で作業終わりそうだたんですけど、スタンプ画像は40個作らないといけないので…途中で飽き…モゴモゴ…なので2日に分けました。
しかし制作自体は楽しかったです。最初は40個ネタ出しとか不安で仕方なかったですが、いざ作り始めるとすらすらと40個出てきて、ネタ考えるのも楽しかったです。

制作で気をつけたことは、LINEでは他人のトークやスタンプは画像は左側、自分のトークやスタンプは右側に配置されるので、話しかけるとか、物を投げるみたいな仕草は左→右を向いて作ろう、と思ったくらいですかね…。
あと文字の可読性。結構細かい字や小さなイラストまで表現できるみたいですが、スタンプは文字が重要な部分もあると思うので、わかりやすくしました。

あと、スタンプは全世界で販売されますが、日本語表現だけだと日本人にしか売れない…ということですが。
これは色々考えたのですが、文字はなしで絵だけのスタンプにする…とか、「OK」「I LOVE YOU」みたいな簡単な英語を使ったスタンプにするか…どうしようか迷ったのですが、ガチガチの日本語でいくことにしました。
理由はやっぱり日本語の雰囲気が欲しかったことです。好きという表記も「好きです」と書くのと「I LOVE YOU」と書くのでは雰囲気が違うので…。
英語使うと何かとカッコよく見えますが、今回はゆるいテイストのカレーのイラストなので、日本語もちょっとくだけた表現で、ひらがな多めで、敷居低い感じで作りました。
売上狙うなら英語もしくは絵だけの方が良いと思います。

スタンプ制作のテンプレートはLINEスタンプ用 Illustrator テンプレートと書き出しスクリプト – はてゆきさんのものを使わせていただきました。
これめっちゃ便利。このテンプレートに沿ってIllustratorで画像配置するだけで、すぐに申請できるスタンプ画像が出来上がっちゃいました。
本当に感謝です。ありがとうございますあわゆきさん。

申請とリジェクト

LINEクリエイターズスタンプは、作って申請出して審査通らないと販売できないよーってなことで。
すでに周りで何人かスタンプをリリースしてらっしゃる方がいたので、申請と審査についてはそんなに深く考えてなかったのですが…ですが…
イラレ部でやったLINEスタンプ制作会にて「う◯ことか、下品なスタンプは通らない」という話を聞いて…

やっ…やばいかもしれない…(カレー)

と思いました。
まぁでも、カレーだということはお分かり頂けたようで、そこで引っかかることはなかったです。
ですが一度リジェクト(差し戻し)されて、その理由が「似たようなスタンプ画像が並んでいる」かそんな理由でした。
引っかかった画像がこちら。

69_stamp_reject

確かに、手抜きか!と思うくらい同じような画像が並んでいる。
そうか、似たような構図だと通らないのか。
ということで、「あまい」「からい」「しょっぱい」は並べてみたかったですが、実際どんなシーンで使うかとかもよく考えてみたら微妙かもしれない…と思い、「からい」と「しょっぱい」を別の画像に差し替えて申請し直しました。
初回申請から約1か月後にリジェクト、それからすぐに再申請して3ヶ月後に承認…というスケジュールでの発売でした。

反省点

初めてのリリースなので、いざ買って使ってみると「あれ…想像と違う…?」ということが…やっぱりありました…(;´Д`)
細かいことなのですが…。

一番感じたのは「塗りと線にはちゃんと色をつける」でした…。

スタンプはPNG形式で作ります。PNG形式…ということは透明が表現できますし、「キャラクターなどの背景は透過でお願いします」と制作ガイドラインにもあります。
ですが、背景は透明で良いのですが、キャラクター自体や文字の透明部分が多いと、一気に可視性が薄れる…ということでした。
そして、文字や絵にはフチ(線)と塗りを、透明じゃない色でちゃんと付けたほうがよいということ。
どういうことかというと。

IMG_3322

文字が見にくい。

LINEのトーク画面の背景は変更ができるので、お気に入りの写真や色でカスタムしていらっしゃる方も多いと思います。
今回のスタンプは文字を黒で作りましたが、背景が上の画像のようなイラストだったり、黒に近い色だったら文字が見えなくなってしまいます。。。

イラストは黒線で囲って中は色をつけてあるので、見難いことはないのですが、文字…。
文字の周りにも、文字色とは違う色で線をつけておいた方が良かったかな…と思いました…。

まぁ、上の画像の場合、既読表示やタイムスタンプも全然見えなくなっちゃってますが…。
LINEのトーク自体は吹き出しで囲まれていて見えるので、やりとりに支障はあんまりないかもしれません…。
背景は人によって違うので、自分の環境では大丈夫だったから人のものも大丈夫、というわけではないんですよね…。

IMG_3320

スタンプ選ぶ画面も、文字がちょっと見づらかったです。。。
これは盲点でした。「黒で大きな文字が正義!」というわけではなかったです…。

LINEスタンプは、リジェクトされるとまた申請し直しになって、審査に余計時間がかかるので…。
できれば最初のうちにきっちり作って申請したいところです。

スタンプを作った理由

これは、周りがみんなスタンプを作ってて自分も作りたくなった、というのもあり…
自分のスタンプが欲しいというのもあり…
売上をとるのはだいぶ頑張らないといけないので(クリエイターズスタンプは数が多すぎて、その強豪を蹴散らして売上取るのは大変だと思います…)まぁでも自分のPRになればいいかな、といったところです。
私はこういう仕事をしていますし、周りにもスタンプ作っている方がいらっしゃるので特に何も思っていなかったのですが、違う業種の人からみると「スタンプって作れるの!?」とビックリされることも結構ありました。

スタンプ本来の使い方とは違うのですが、自分のPR活動には一役買えると思います。

以上まとめでした。
また様子を見つつ、次のスタンプも作っていきたいと思います。

それでは!Have a nive design!!