誰かに見てもらうための、簡単なデザイン

Webに詳しくない人にWebのことを説明する時に気をつけたいことメモ

このブログのiPhone系の記事を書く時にお世話になっている、iPhoneなど携帯関連にめっちゃ詳しい人「めろみくす」さんと前に話した時に、「ガラケーからスマホに変える人って、最初操作とか分からんと思うんやけど…っていうか言葉の意味も分からんと思うんやけど(特に年配の方)、どないして説明してんのん?」と聞いて、それから生まれた記事です。

私はバリバリのWeb技術者!というわけではなく、まだまだ見習いの勉強中で、知識もそこまでなく、加えて周りにはWebに詳しくない人も多いです。
そんな見習い中でもそこそこの専門用語や考え方を身につけているわけで、それを普通だと思って非Web系の人に話すと「分からん」と返されてしまうわけです。
だけど、スマートフォンや「詳しくはWebで!」の普及により、確実にインターネットの需要は増えていて、老若男女問わず、日常生活に関わるものになっていますし、知りたい、使いたいという人も増えています。
私も非Webの方に色々説明する機会はありますが、果たして自分が上手く説明できているのか分からないし、理解してもらえているのかも分かりません…。
これから不可欠になっていくであろう、非Webの方に対する説明のしかた。めろみくすさんから聞いたことや、自分が事項錯誤して感じたことをまとめてみました。

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別にWebに詳しくないことがいけないわけではないですし、日常生活でそんなに詳しく知る必要もないと思いますが、出来れば沢山の人に理解してもらって、便利に使ってもらえればいいんじゃないか…と思っています。
そして…この記事の考え方が全てってわけではないし、正しいとも限らないので…皆さんがどんな風に気をつけているのか知りたいです…(;´∀`)

インターネット、ホームページ、ネット、Webはみんな同じ

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これらは全て定義が違うと思うんですが、Webに詳しくない人には全て同じ意味に捉えがちではないかと。
ホームページを見るということはインターネットを見るということで、Webとはホームページのことです。みたいな。そんな風に感じます。ちなみにインターネットを短くしたのがネットですね。
気をつけたいのは、Web業界でよく使われがちな「サイト」「Webサイト」は日常生活ではあまり使われていないこと。「サイト」は日常生活であまり聞かないような気がしますが、「出会い系サイト」という言葉はよく聞きますね。これってニュースとかの効果もあるのかも。「サイト」でも意味が通じないことはないと思いますが、普段耳にする「ネット」「ホームページ」という言葉を使ったほうが丁寧かと思います。

「ブラウザ」は分からない

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めろみくすさんが言ってたこと。「iPhoneでホームページを見るには、Safariのボタンをタップして…」これ通じないそうです。そもそもSafariって何?みたいなとこから始まるか、「そんな難しいこと言われても分からへん」という結果になるそうです。
SafariやChrome、InternetExplorer、そしてブラウザという言葉はがっつり専門用語なんですね…。インターネットエクスプローラーは「ホームページ見るボタン」として認識している人が多いと思いますが、SafariとかChromeとかは分からず、何その難しい言葉!?と思われてしまうかもしれません。
なのでSafariなどという具体的な言葉を出さずに「このコンパスマークのボタンを押せば、ホームページ見れます」という風に言うそうです。「Safariというブラウザから閲覧します」と言うと、ただただ混乱させるだけらしいです。

まずは言葉ではなく絵で覚えてもらう

さっきの話でもありましたが、これはとても重要だと思います。絵で「封筒のマーク」「吹き出しのマーク」とか言うと分かりますが「パソコンやiPhone用のアドレスのメール」「SMSやMMS」と言ってしまうとワケが分からなくなります。
専門用語より、普段聞き慣れている言葉とか分かりやすい絵などを人間は率先して覚えます。最初は意味が分かってなくてもそこから始めて、慣れてきたらそのアイコンの名称とか意味とかを知って、より理解を深める…という形が良いのではないかと。
最初から理解してなかったらもどかしいこともあると思うんですが、最初から理解してもらおうと思って詰め込むと、ワケが分からん!難しい!と言って投げ出されることも多いかと思うので、最初は意味が分からなくてもまずは使って慣れてみるのがいいかと…。

メールが分からない

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これは私はあまり経験がないのですが、携帯の使い方などを説明する仕事をしているめろみくすさんとこでは、たまにあるそうです。メールアドレスって何?なんでいるの?どうやって使うの?など。
スマホにするとメールアドレスをIDとして使う場面もあったりで、必要不可欠ですよね。でも、普段携帯のメールくらいしか使ってないと、急にスマホになってメールアドレスが増えたり、IDなどになったりすると「なんで!?」って思うんでしょうか…。
メールに関しての概念をあまり理解していないと、不安も感じるのかもしれません。
「メールアドレスとか使わんしいらん」「携帯のメールさえできればいい、なんやねんiPhoneのメールって」とか言われる方に対して、めろみくすさんは
「メールアドレスとは、インターネット上の住所のようなものです。請求書や大事な文書が手紙で届くのと同じで、住所がないと必要なことが連絡できません」と、手紙に例えて説明するそうです。
手紙ならWebに詳しくない人でも触れていると思うので、イメージを掴みやすいんじゃないんでしょうか…。
インターネット上の住所といったらサイトアドレスを思い浮かべがちですが、個人単位で言ったらメールアドレスでも間違いはないような気がしてきました。
メールのやりとりとか、料金に関することとか、郵便に例えると分かってもらいやすいのかなぁ。

Wi-Fi

Wi-Fi、私も仕組みはよく分かってないのですが、Wi-Fiは使ってます。
これもWebに詳しくない人が「Wi-Fiでつなぐとどうなるの?」と思いがちなことだとか。そもそもWi-Fiなんなの?と訊かれると、私も分かりませんが、「無線の電波で、ネットに繋がるのが早いです」とか答えると思います。そのまんま。
ちなみにめろみくすさんは「無線LANです」と言い、それでも分からなければ「家庭のパソコンなどは線でつないでインターネットをしているかもしれませんが、Wi-Fiは線がなくても接続できる電波です」みたいな言い方するって言いよったような。変わらんね。
有線か無線か。ほんっと単純なことですが、その違いを理解してもらうだけでとりあえず良いのかも(私もそれくらいの認識です)。

アップデートしない

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これね…周りに多いんですよ…未だにパソコンがXPの人とか、iPhoneでもiOSを全然アップデートしない人とか。
私もPCとか詳しくない頃は「今のままで使えてるからいいや」と思って、あんまり更新しなかったんですが…いや、だって更新してデータ飛んだら困るし、なんかワケの分からん注意とか出てくるし、そんな時どんな顔したらいいか分からないし、面倒だし不安もいっぱいあるじゃないですか。今のままで使えてるならわざわざ更新しなくてもいいじゃないですか。
多分そんな人が多いんでしょうかね。
しかしこれについて、セキュリティヲタクのフバタロウさん曰く「脆弱性などの対策が行われているから、アップデートはきちんとしておくべき」だそうで…。
これを聞いてから、こまめにアップデートするようになりました。とはいっても人柱になることに不安を覚えるので、いつも様子見ながらやってますが…。そして、他の人にも「アップデートのお知らせとか、新しいバージョンがありますとかいう注意が出てきたら、更新した方がいいよ」と勧めるようになりました。
ちなみにOS、アップデートなどの言葉も分かってもらいづらいかもしれません…。「不具合等が改善されているので、パソコンを動かしているシステムを新しいバージョンにしましょう」くらいの言い方がいいのかな…?無理に勧める必要はないのかもしれませんが…。

HTML、CSSなどは分からない

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これはそうだと思うんですよね。ホームページってどういう風にできてるの?と言われて、ソースコードを見せてカチャカチャ打ち出すと、大抵の人は引きます。「すごいね」で終わります。それ以上何も聞いてきません(私の経験)。
Webに詳しくない人にホームページの作成を頼まれて、それが激安だったり、短期間だったり、「制作する裏でこんな長ったらしいコード打ってるんやで(´;ω;`)ブワッ!」という苦労をあまり分かってもらえてない事態に遭遇することもあります。
それを分かってもらえずに「安いんじゃ!」とか「もっと納期延ばして!」と頭ごなしに言っても多分分かってもらえません。
この辺りは、HTMLやCSSを理解してもらうのではなく、「どんなことをしているのか」ということを見せるといいんですかね…「この一文を変えるにも、こんだけのアルファベットを打たないといけない」「変更箇所が多ければ、デザインを調整する必要があるから、もっとアルファベットを打たないといけない」みたいな。
HTMLやCSSなどは専門用語で、それなりに勉強しないと書けません。
けど、プロならそれくらいすぐできるだろうと思われている節もあるかもしれません。でも、やっぱり時間もかかるし、苦労もついてきます。
ソースを見せると大体の人は「分からん!」となると思うので、簡単に書けるというイメージを新たに持たせるのではなく、「見た目はワケが分からないだろうけど、これを書くのにはそれなりに時間がかかるし、調整も必要です」ということを最初にきちんと伝えておくべきかなぁと思いました。

ブログを書くフォームみたいなの

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HTMLやCSSはともかく、アメブロとか、WordPressもそうなんですけど、記事を書くためのフォーム入力自体が分からない人もいます。
WordPressについて説明をする時に「更新はブログの投稿フォームみたいな感じでできます」というと「ブログの投稿フォームってどんなの?使ったことない」という反応がきたことがありまして…どう説明しようかと。
そりゃいるよね、ブログとかせんかったらフォームには触れないよね。
これは…実際見て使ってもらうのが一番早いんですが、それが無理な場合、「ワープロみたいに文字を打って、ボタンを押したらそれが反映されるんですよ」と…月並みに説明しました…。
とりあえず文字を入力したらそれが書かれる。打ち消し線とか文字の色を変えたりとかリンク貼ったりとかもできますが、それを説明すると「難しい!無理かも…」と思われそうな気がしたので、シンプルな機能だけを言いました…。
あまりごちゃごちゃ言うと、ただでさえ分からないことなのに、更に混乱させそうな気がします…。

意味がずれていても結果を重視すべき

とまぁ、用語の簡単な説明等々も交えて思ったことを書いていきましたが、その用語の説明で合ってるかと言われれば…違う気もします…。
言葉本来の意味というものはあって、それは重視しないといけないと思うんですが、人間やはり馴染みのある言葉に置き換えて物事を考えがちで…「ホームページ」と「ネット」は違うと思うんですが、時に同じ意味で使われがちです。
その違いを細かく説明していくと、ただでさえ分からないことに分からない言葉が上乗せされて「理解できない!」という結果になりますが、言葉本来の意味が違ってても、何を指しているのかが伝われば「あ、あれのことか」と思ってもらえて、一歩進めます。
Web系のことに限ったことではないのですが、これって非常に重要だと思うんですよね…。国語的にはアウトでも、意味が伝わって、何かを他人と共有できる。これが、知らない人に何かを伝える時に大切ではないか、と思っています。本当の意味の理解はその後で…。

専門用語でもCMなどで流れていれば耳馴染みがあって興味をもってもらえると思いますし、普段使っている言葉でどれだけわかりやすく言えるかがポイントです。難しいですが。普段使っている言葉というのは、テレビや新聞など、メディアで使われている言葉です。それを考えると、テレビや新聞は、日本語遣いが上手いなぁと思います。
専門用語や普段聞かない言葉などを並べてしまうと、「すごい」というイメージはもたれますが、敬遠されがちですし、よってこちらに歩み寄ろうとする心が減っちゃうと思います。

私は何かを教える立場の人間ではないですが、なんとなく、こういうことに気をつけて今後色んな方と接していければと思いました。
いつもおじいちゃんおばあちゃん等々を相手にスマホ売り込んでるめろみくすさん、すごいなぁ。ありがとう。

何のため、誰のための話かよく分からないかも…(;´∀`)。

それでは!Have a nice design!!