私事ですが、こないだドイツとオーストリアに行ってきました。
かねてからクリムトの絵を生で観たい観たいと思っていたのでオーストリアへ。
そして「進撃の巨人」の世界観のモデルになったというドイツの城壁都市へ聖地巡礼。
…なんというか、そんなヲタクな旅ですが、初めてのヨーロッパでありまして。
そこで見た看板たちが可愛すぎて、こんなデザインしたいなーと思ったので、撮った写真をまとめがてら紹介します。
なんていうかメルヘン…ファンタジーでした。ドラクエとかFFみたいなの。
洋風デザインのワンポイントとして取り入れたらきっと素敵であろう。
というわけで、写真ばっかりの記事です。
看板は大体がドイツですが、ちょっとだけオーストリア…ザルツブルクもあります。
ドイツ・ローテンブルクの「中世犯罪博物館」の看板娘。
怖すぎるよ。彼女の背負ってきた歴史とか考えると更に怖いよ。
人モチーフが多い
建物は、日本のようにいろんな様式を取り入れたり、古いものと新しいものが混在している…というわけではなく、ある程度統一されていました。
白や黄色の壁に赤い屋根、窓にはお花。これが基本スタイルっぽい。
そして、教会とか市庁舎とかそういう公的な建物は、人物の像が組み込まれているものがやたら多かったです。
この辺日本と違いますよね…どんだけ人?聖人?が好きなのか…。
日本の神社仏閣は、仏像とかはあれども、建物自体に人モチーフを使うことはあまりないような。
ちょっと怖いですが、これがデフォルトな気がしました。
図書館。魔導書とかありそう。
図書館前のおねえちゃん綺麗すぎる。
人の柱?よく見ると一人一人違う。すごい手の込みよう。
高く伸びる槍?かっくいー。
以上、人モチーフの建物たちでした。
では看板に
今回のメインテーマ、看板たち。
メガネ屋。
こんな感じのデザインは日本でもありそう。表参道とかにありそう。
樽になんかいっぱいささってる。これぞドイツって感じ。
これはハイデルベルクの「騎士の館」の看板かな。
シンプルだけど、このミニチュア感?(実際はデカいですけど)たまらん。
ひつじ。毛の表現とかよく考えたな、とか、こんな細かい作業よくやったな、とか思いました。
もうなんなのこのレトロオシャレ豚。豚?
あーもうヨーロッパのホテルって感じですね。
紺ぽい黒に金とか、可愛い中にも高級感。
チャイニーズレストラン。中華×ヨーロッパの魔法。
どうやったら中華をこんな風にアレンジできるのだろう。
今回撮った中でもかなりのお気に入り。
薬局。蛇は脱皮することから回復的な意味合いを持ち、病院や薬局のモチーフに使われることがあるそうな。
MP回復する薬とかありそう。
ぐっ…グリフォン?ほんと神話の世界。
ぎゃー普通にかわいいー!
靴屋。見たまんまです。
立体モチーフも散見されました。ちょっとチープなところがかっこいい。
これ感動しました。ホテルの看板。
食事、部屋…といったホテルを連想させるモチーフが可愛く並べられている。素晴らしい。
鍛冶屋もメルヘン。数字は多分番地。
これはローテンブルクの有名な鍛冶屋かな。
もう看板に到達するまでの飾りも素敵で意味わからん。
武器屋!?武器屋があるの!?装備売らないとだめなの!?
実際は多分刃物の店だったと思います。
ここからオーストリアです。ザルツブルグのZARA。
貴婦人の像があります。けどZARAには貴婦人ぽい服はないような…?
いやでもそんなのどっちでもいい。かっこいい。
マックだってオシャレ看板街ではこんな感じに!オシャレすぎるやろ…。
これは…ハルシュタットかな?
もう文句なしに可愛い。可愛い王道。色合いも素敵。
レストランのサインボード。
イラストレーターさんか誰かが描いたのかな…?ササッと描かれた感じですが、もうこの発想とか御伽話。
看板おわり。
おまけ。進撃の…
巨人!
紋章、立体的なんですね。
ローテンブルクに住む人は、この門を毎日くぐって仕事に行くとか。
かっこよすぎです。
以上です。コメントウザかったらすみません…。
国が違うと、発想が違いますね。
特に、日本は島国だからあまり簡単には侵略されないけど、陸続きの国は簡単に他国に侵入されるから、だから壁を作って街を守る、人は壁の中に固まって住む…とか、日本にはない考えで衝撃的でした。
ほんと進撃の巨人。いや巨人いないけど。でも原理は一緒かな…。
勉強になりました。可愛いデザインしたいです。苦労しそうだけど。
それでは!Have a nice design!!